とあるご相談ごとで。

2018年12月5日
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お客様が困っていらして、

年は私より少し下。え?何歳ですかって?

そこはまぁ、聞こえなかった事にしましょうか。

まぁ、兎にも角にも幼稚園教諭や保育士を選ぶ人に大人しい方はなかなかおらず、大なり小なり自分をしっかりと持たれた方が多いのは確かです。

ご本人様の承諾を得て、Mさんとしておきましょうか。

ご相談内容は「針のむしろ」です。

職場はまあまあ大き目の保育園、40代後半のMさんはフルパート保育士。

初めは心地よく仕事をしていたものの、時期に一人の若手保育士から、事細かい指示がではじめた。もちろん大人しく聞くものの、他の保育士には言われないような、いわゆる重箱の隅を叩く指摘が積み重なる。

私の様に勝気なら良かったものの、少々大人しめなMさんに対しては自分のやり方を押し付けて、それが叶わないとここはもういいのであっちをやってくれと追い払う。

辞めたい!とのご相談でした。

まぁ、簡単に言えば駄々っ子が保育士をしている様なものなんでしょうね。

近頃、よく聞くんですよね。保護者やそのご家族の前でも平気で生意気な口で子供に怒鳴り飛ばして正義をふりかざす。

そう、究極過ぎる言葉を使うと実はそれも愛なんです。本人は悪気一つなく、忠実に業務を行っていると思っているんです。それも子供のために!

ここが厄介なところです。

その保育士さんも「子供のために良かれと思ってやっている」事なんです。

『これが正しい』が彼女の頭の中を占めているんです。白か黒、グレーの存在はナシ!

こんな感覚でしょうか。だから、直す気なんてさらさら無いのです。それよりも認めてもらいたくて仕方ないのです。

さあこの問題「ジョーナの樹保育園」の先生だったらどうしましょうか、ジョーナ?

ここが本日のケースをあげさせていただいた大きな理由です。

まず、トップがフラットかつ冷静な目と判断力を持つこと。

いいところも半分、問題に上がる事も半分。完璧な人は居ないということを受け止めます。

次に、その保育士と面談をしましょうか。何故、そういう考えを持つに至ったのかをトップは知る必要があるでしょう。

何故なら、その完璧を子供にも求めはじめてしまう可能性を持っている、もしくは既にそうしてしまっているからです。

右向け右を全員に課す。これは割とありがちな事例です。

癖として「ちゃんとしなさい。」「きちんとして!」「早くしなさい!」が口癖でしょう。

枠からはみ出るものを許せない。そんな思いが根底にあるんでしょうかね。

保育園の頃の誕生月の差(いわゆる月齢)は割と大きくて、その学年の4月生まれと3月生まれでは大きな差があったりします。

もちろん個性がありますから、4月生まれでものんびりしている子は沢山います。

早く出来る子を良しとし、遅い子を急かす傾向にはおち入りやすいです。

いつも煽り立てられている子は、自分のことをどんな風に捉えるでしょう。

幸い次男は3/29生まれで何をやるのも遅かったのですが、担任教諭がそこを見守りながら全体を進行させる先生だったのです。

お陰で息子は遅い=いけない。とはならずに済んだんです。

ここでいっているのは、褒めろ、おだてろということではないのです。

その子の出来る事を汲み上げると言うことです。

早くしなさい、のそれにさ私が早く進めたい!が潜んでいますよね。

もちろんタイムスケジュールがありますから、だらだらして良いとは思いません。それでも先生の心に余裕があるのか、無いのかでは、保育の質が変わって来ます。

そこを学ぶ研修があまりないですね。

保育の質を上げよう、高めようとする気持ちは解るのですが、人間力を高めることは最も大切なことだと思っています。

これからは、ここに目を向け、ここの研修の時間を作れる先生が増えることが必須になって来ます。

時間と余裕と予算が無い中、どれだけの園がここに気づくことが出来るのでしょう。

是非、各園の園長先生に声を大にしていいたいところです。

園長先生の前での顔、保護者の前での顔、先輩保育士の前での顔、新しい保育士の前での顔。

知らず知らずに使い分けている保育士、案外いると思うんです。そこは誰と居ても、どこに居ても、普段通りの顔でいられる先生であって欲しいですね。

未来を担う子供達のために!

 

 

 

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お母さんにある三つの悩み
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